これぞ、スペシャル・ワン!傑作にグレー文字盤の新色 其他

クロノグラフの中でもとくに複雑なスプリットセコンドクロノグラフ。クロノグラフ秒針と同軸上にあるもう1本の針(スプリット秒針)がクロノグラフの作動とともに動きはじめ、スプリット秒針のみを止めたり、また動きを同期させたりすることによって、ふたつの経過時間を計測できる機構だ。
この機構の開発、および搭載が難しいと言われる所以は、クロノグラフ機構の上にスプリットセコンド機構を載せるため、ムーブメントが厚くなってしまう点にある。通常輪列からクロノグラフ機構を経由して文字盤側まで突き出るスプリット針のホゾは、ムーブメントの厚みに比例して長くなるわけだが、長ければ長いほどホゾは偏心を起こしやすくなるため、動きが安定しなくなってしまうのだ。
これぞ、スペシャル・ワン!傑作にグレー文字盤の新色!──パテック フィリップ「永久カレンダー搭載スプリット秒針クロノグラフ 5204」
問題の解決策はいくつかあるが、もっともスマートかつ根源的な方法は薄いムーブメントを作ること。とはいえ、自社製クロノグラフの開発や製造自体が困難であり、大半のブランドはエボーシュ(半完成状態の機械)を採用している。しかも、スプリットセコンドクロノグラフ用のムーブメントを、しかも薄く開発できるブランドとなると、限られた数しかない。
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そんな “薄いスプリットセコンドクロノグラフ”を作ることができる数少ないブランドのひとつが、パテック フィリップである。パテック フィリップは、クロノグラフのクラッチを縦方向に稼働する垂直クラッチではなく、横方向に連結・解除させる水平クラッチを採用。各種レバー類もなるべく水平に分散させることによって、厚みを極力抑えている。搭載する「Cal.CHR 29-535 PS Q」の審美性が飛び抜けて高いのは、多くのパーツが隠れることなく全面に出ているからだ。

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クロノグラフ

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